[工場技術]海外工場の現場で最も重要だったコミュニケーションのバランスを常に意識し、現場の改善に取り組んでいく。

[工場技術]海外工場の現場で最も重要だったコミュニケーションのバランスを常に意識し、現場の改善に取り組んでいく。

2018年10月掲載

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1.入社後の業務内容
 私は2013年度に入社後、研修を経て開発技術部に配属となりました。業務としては金型設計で、設備変更に合わせて金型を設計変更するというものです。その際、設備仕様に合わせての変更だけでなく、現行金型の問題点改善も盛り込む事を必要とします。製図は学生の頃に学んでいましたが、機械設計とはまた異なった金型設計の奥深さを感じました。

2.インドネシア工場赴任
 開発技術部でのスタートを切って半年後、入社3年目のタイミングでインドネシアのバタム工場に技術担当として赴任しました。技術としては半年分の知識しか無い私はとまどいもありつつ、前任の方の下で指導を受けながら全力で業務に取り組みました。
 赴任当初は言葉の壁だけでなく、私自身の経験と知識が少ないこともあり、現地人スタッフとのコミュニケーションや改善業務等も思うようにならない部分が多く、苦しい状況でした。
 しかし前任の方を始め現地駐在の先輩方、日本の工場の方々にご指導頂き、彼らの抱えている問題に取り組んでいく中で徐々に信頼を得て、彼らが様々な事を教えてくれるようになりました。徐々に私からの要望にも応えてくれるようになり、言語の面でも、彼らの冗談も分かるようになり笑い合える場面が増えていくことで、円滑に業務を遂行できるようになりました。
プライベートでは彼らのロードバイクチームに毎週参加し、また時折開催されるバタム島全域規模のロードレースにもチームで参加する等、公私共に良いコミュニケーションを取れるようにもなりました。
言葉で説明するのは難しいですが、「任せること」と「引き受けること」のバランス、人間関係のバランスを取れるようになるまで長い時間がかかりました。
この3年間で現地上司の方々、日本の方々には勿論の事、現地人メンバーから、時にはお客様からも多くのご指導を頂き、幅広い大変充実した良い経験をさせて頂いたと今では思います。

3.現在の業務
 大津工場で工場技術部の一員として、現場で発生した問題について、原因の分析、改善金型の設計等を行っています。ここでもバタムで経験した現場の方々とのコミュニケーションをとる重要性を生かしながら、様々な角度から問題を分析し、問題解決に従事しています。現場の方々に支持して頂けるような改善ができる技術者になることが目標であり、現在進行形です。
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4.海外赴任について
 海外への長期赴任は、誰かの成長譚を取り上げて絶対に行くべきとか、逆に大変な目に遭うから行くべきでないという単純な話ではないと思いました。それぞれ個人の事情があり、人生設計にも関わってきます。日本での時間より価値があるとかいう話でもないかもしれません。ただ貴重な経験であることは確かです。決して短くは無い月日ですし、得られるものは赴任するまでは分かりません。しかし自ら学びコミュニケーションをとり、現場の期待に応えようという気持ち、モチベーションを高く持てば得られるものは大きいと思います。
これからも高いモチベーションを持ち、バタムで経験したことを生かしながら業務に当たりたいと思います。

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上司コメント
今井君は入社後、3年目にしてバタム工場出向となりました。
日本では1年半の現場実習、1年間技術部員として学んだ後の出向でした。
異国の地でのエンジニアとしての赴任にあたり、現地社員の期待も大きくプレッシャーかなり感じたと思います。
その中で、言葉の壁、日本では経験したことない購買業務、クレーム対応、生産改善活動に全力で取り組んでくれました。
その甲斐もあり、現地スタッフからも絶大な信頼を得るまでに成長してくれました。
今もバタムとの交流は絶えることなく続けてくれております。

現在は、バタムで得た知識と経験を持って、改善業務に当たってくれております。
工場技術部員のメンバーとしてなくてはならない存在です。
製造が扱い易く、不良の出ない金型やシステム造りに貢献し、グローバルで活躍を期待しています。