[品質管理]技術部門で培った知識や経験を活かし、積極的に他部門とのコミュニケーションを図り、会社の品質向上に貢献していきたい。

[品質管理]技術部門で培った知識や経験を活かし、積極的に他部門とのコミュニケーションを図り、会社の品質向上に貢献していきたい。

2017年10月掲載

1.主な業務内容

私は入社後、製造技術部にて、製造現場で使用される金型や設備の改善活動を主に行っておりました。具体的には、量産された製品で発生する不良品の解析、不良原因の調査等を行い、金型や設備の改善を行うことで安定したものづくりを目指す仕事です。
2014年7月からは品質保証部へ異動となりました。品質保証部では、お客様との窓口業務、各種計測機器を駆使した製品の評価を行ったり、計測機器の操作方法や外観検査の手順書作成等を行っています。また、時に発生するクレームに関しても即時対応を心掛けています。

2.品質保証

品質保証部は、工場全体の中でも品質に関して最後の防波堤になる重要な部署となります。工場で作られた製品が良品であるかを的確に判断し、良品のみをお客様に届ける事が必要です。我々が不良のあるなしを見抜けなければ、お客様へ多大なご迷惑がかかってしまいます。
また、不具合が発見されればすぐに改善することが重要となり、社内外の人達とのコミュニケーションを密にとりながら対応を行い、お客様に安心してもらえるようにすることを心がけています。

3.お客様との打ち合わせ

お客様と打ち合わせをする機会は多々あります。製品寸法の測定方法、工程監査、クレーム発生時の対策報告などがあり、どれもしっかりとした準備を行い、対応する必要があります。特に工程監査やクレーム発生時では、いい加減な対応をとってしまうとお客様の信頼を低下させてしまい、最悪の場合、取引停止にもなりかねない状況にもなってしまう為、迅速な対応としっかりとした準備が大切です。お客様との信頼関係を良好に保てるようにする為、電話やメールだけでなく、直接訪問し、話をすることも重要であると感じています。実際に電話やメールでのやりとりの中でなかなか解決出来なかった不具合案件についても、直接顔を合わせて話をするとお客様も納得されすぐに解決できた案件もありました。
また、中には海外の取引先もあり、クレームが発生した時は海外まで不具合報告に行ったこともあります。

4.新製品の開発業務

新製品が立ち上がる前には必ず試作品をお客様に収めてから、何度かの評価後、量産の流れになります。この試作時は製品を図面通りの形状にすることが目標であり、品質保証部では製品の寸法評価をする必要があります。様々な計測器を用いて寸法評価をし、技術部門への的確なフィードバックを行い、納期通りにサンプルを収めることが出来た時は一安心します。実際サンプルが出来てから1日以内にサンプル提出という短納期での対応が多々あり、納期順守をする為には技術部門とのコミュニケーションを密に取ることが重要です。元々技術部門に所属していたこともあって話がすぐに進むこともあり、仕事のしやすさを感じています。

5.今後について

日伸工業はコミュニケーションが多い会社と感じており、質問や疑問に対して上司や先輩方から親身になって日々指導頂いております。私自身、製造技術部から品質保証部へ異動になった際、品質に対しての知識がほとんどありませんでしたが、上司や先輩に細かく指導頂き、現在はクレーム対応等、責任ある仕事も任せてもらえるようになりました。今後は、品質の知識をさらに高め、技術部門や製造部門とのコミュニケーションを密にとり、異常(いつもと違う)にいち早く気付き、指摘ができる品質管理者を目指していきます。

・プライベート

一方で家庭では2歳の息子の父親でもあり、休日は近くの公園で一緒に遊んだり、新幹線を見に行ったりして楽しく過ごしています。また学生時代の友人達とテニスをしてリフレッシュしています。仕事とプライベートの両立を目指して日々頑張っていきます。
(上司コメント)
M君は入社して9年が過ぎ現在若手社員の中心的な存在となり、もう一つ、入社間もない社員の指導も行って頂いています。
また、品質保証部に異動となり3年が過ぎますが、現在では、客先対応・測定指導・各種プロジェクトにも積極的に参加し品証部の業務から改善までも進めてもらっています。
常に完成度の高い結果を出しており、大変感謝しております。

会社では、厳しい面構えで業務をしていますが、反面休日には家族サービスが旺盛で、1男の父親として、子供に接しており有意義な休日を過ごし、リフレッシュをしている様です。
また趣味は、硬式テニスで時々友達と汗を流しておりリフレッシュをし平日の仕事のエネルギーにしています。